派遣社員として働くための心得

更新日:2023年10月02日
派遣社員として働くための心得

派遣社員として働くことになった時、どんなことに気をつけておくべきでしょうか。派遣先企業でうまく仕事や人間関係を円滑にすすめたいが、どうしたらいいのか。今回は、そんな心配を解消していただくための、派遣社員として働くための心得をお伝えします。これを読むと、派遣社員として働くためのポイントが掴め、自信を持って派遣の仕事ができますよ!

最低限のマナーは守る

派遣社員だと期限が決まってるから、それなりに働けばいいや、では、社会では勤まりません。職場での最低限のルールは守りましょう。

あいさつ

あいさつは、社会で生きていくうえで基本中の基本です。一番いいのは、笑顔でハキハキ大きな声でおこなうことです。あいさつされた側は、スッキリさわやかな感覚となり、好感を持ちます。

そのようなあいさつが最も理想ですが、緊張もあり、なかなか最初は難しいかもしれません。最低限、相手に聞こえる声の大きさで、相手の目を見ておこないましょう。一番最初におこなうあいさつが大事です。そこでおこなわなかったら、それ以降、おこないにくくなりがちです。

あいさつがキチンとできる人には、誰かが話しかけてくれます。職場が働きやすくするためにも、あいさつはちゃんとおこないましょう。

身だしなみ

髪型や髪の色、服装やメイク、装飾品などは職場によって決まりがさまざまです。派遣先が決まったら、事前に、髪や服装など決まりがあれば説明があると思います。その決まりに合ったものにしましょう。

職場によっては、制服の貸与や、服代の請求ができるところなどあります。事前の説明時に、詳しく聞いてみましょう。

休みや遅刻は、わかった時にすぐ連絡

体調が悪くなったり、何かの事情で休まなければならなくなったり、遅刻しそうになったら、わかった時点ですみやかに上司等に連絡しましょう。早ければ早いほどいいです。貴方が休んだ場合に、会社は、どのように貴方の仕事をほかの社員に振り分けたり、代わりに出勤してくれる人を探したりするのに時間を要するからです。

そして休み明けの出勤時には、上司や代わりに出てくれた人に一言お礼を言いましょう。休むことが決まった時にお礼を言ったとしても、出勤時にも言うべきです。元気であることを確認でき、安心して働けますし、仕事を任せられます。

最も悪いのは、連絡を入れないことです。会社は貴方のことを心配しています。事故にあっていないか?病気で倒れてはいないか?など。現状を理解できるように連絡は必ず入れましょう。

報・連・相は密におこなう

「報・連・相」も社会での最低限のルールとして有名です。「報告・連絡・相談」の略です。仕事は一人ではできません。複数人のチームワークでおこないます。チームワークでおこなうわけですから、貴方やほかの方にはそれぞれ役割があります。

貴方の仕事の進捗具合や、悩みなどがほかのメンバーにわかれば、仕事がスムーズに進んでいきます。逆にほかのメンバーが仕事の進捗具合を把握できていないと仕事のリレーがおこなえませんし、悩みを抱えたままにしていては仕事が滞って前に進みません。

積極的に「報・連・相」をおこなうことによって、チームの仕事は円滑に進みますし、コミュニケーションを取るいい機会になります。

人間関係は仕事をスムーズにおこなうために有効

人間関係=信頼関係です。信頼関係ができていれば、何かミスをしてしまっても誰かが補ってくれます。逆に誰かのミスを補ってあげたくなるでしょう。人間関係の構築の最も基本となるのが、上記でお話した「あいさつ」、「報・連・相」といったものです。相手も理解し、自分も理解してもらってスムーズに仕事をおこなえる環境を自ら作っていきましょう。

派遣先のルールを守る

会社は、さまざまな人が集まった組織です。みんなが好き勝手おこなっていては、まとまりのない集団となり、いい仕事はできません。そこでルールが必要なのです。派遣元でのマニュアルを守りながら、派遣先のルールや慣習にも従い、円滑な仕事ができるようにつとめましょう。

責任感を持って仕事する

仕事は、さまざまな人がさまざまな役割ごとに振り分けられて、おこなわれます。皆がその役割を着実にこなすことによって、一つの業務が成立するのです。それは派遣という立場でも同じです。自分に振り分けられた役割を責任感を持って仕事することで、派遣先企業の売上や利益に貢献できます。

自分が働く意味を明確にする

自分が働く意味が何なのか、なぜこの仕事をするのかを明確にすることが大事です。派遣先企業の業務の中で振り分けられた仕事に、どのような意味があるのかを考えてみましょう。それを理解すると、仕事がスムーズに進みます。

派遣先の秘密は厳守する

派遣で業務をおこなう上で、派遣先企業や、業務内容に関して、社外秘とされている情報や、社外秘指定されていなくても外部に漏らすべきではない情報があります。そのような秘密は厳守しましょう。データを社外に持ち出したり、身内にだけはいいかもと情報を話したりすることもいけません。それは派遣期間中のみならず、契約終了後も同様です。

まとめ

今回は、派遣社員として働くための心得についてお話してきました。社会人として当たり前のことを忠実に守り、派遣先企業とは思わずに自分が勤める会社だという意識を持つと、自ずと上記の心得は身に付き、派遣先企業からも愛される派遣社員となるでしょう。

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